日本国民がほとんど日本対カメルーン戦を見ている最中、
「薄桜鬼」をリアルタイムで見たいが為
深夜0時までワクワクしながら起きて待ってました。
やっぱデジタルは綺麗やね~♪♪♪
薄桜鬼が何と全員死んでません!
びっくりするぐらい皆鬼となって生きてます。
んで、今回話の主役となる森久保さん演じる沖田が、ものすっごく絵が美麗でした♪
いや~ん!(* Д`)
めっちゃかっこええ~(* Д`)ハァハァ
見終わった後、後半の最後ちゃっかり日本戦観て寝ました( ̄ー ̄)
さて、GS3がそろそろ発売ですが、今回予約もしておりません。
なぜなら、今回こそ声が全員微妙すぎだから!щ(゜Д゜щ)
たぶん今の声優ファンの方々ならば豪華声優陣と言えるんでしょうが、主役はキ●タマ素手でかくようなおっさん声だし、優等生の珠緒くんがゴリラだったり(かなりの衝撃)、無理だ!無茶すぎるよ!コナミさん! (゜Д゜;)
私はGS1が豪華声優陣の基準なので、GS2と3が超微妙でした・・・
緑川さんからえらく演技力落ちるんよなあ・・・(;´д⊂)
ところが!!氷室先生が出るではありませんか!?( ̄□ ̄;)!!
落とすキャラクターでないところにコナミさんの良心が感じられましたね。
葉月をGS3で攻略キャラクターで出そうとした時には、心底プロデューサーを怒りましたが(笑)
でも、緑川さんの一言で回避できたみたいなんで、助かりました。ありがとう!緑川さん!
どうせなら、声優さんは遥時みたいにしてくれたらGS2も3も全作品CDとも買うのになあ~。
話を元に戻しますが、氷室先生のお話を勝手に妄想しました。
7年後ということで、ってことは大学卒業した主人公ちゃんと新婚ホヤホヤの時期じゃないかっ!と気付きめっさ萌えてしまい、書いてしまいました(笑)
違ってたらすみません!(弱い子ですみません!)
このサイトはGS1だけのSSなので、ここで発表しちゃいます。
琉夏も琥一もキャラクターの性格も言葉遣いも全くわかりません!_| ̄|○
むしろわからない今がチャーンスッ!щ(゜Д゜щ)
だから、『こんなんちゃう!』と怒らないでくださいね。
GS3妄想SS
「氷室先生の昼休み」
「では、いただきます。」
氷室零一は、12時丁度のチャイムが鳴ると、同時に実力テストの採点している手を止めた。
用紙の束を引き出しにしまい、彼は黒革の鞄の中から弁当を取り出した。
大きめのオレンジの綿布に包まれているそれは、35歳の男性には少し小さめだ。
二段に分かれたお弁当箱のフタを開けて中身を見つめた。
『ふむ、今日の副菜は厚焼き卵にひじき煮と、彩りにミニトマトとブロッコリーか。
そして、主菜は鰆の塩焼き・・・。昨日はピーマンの肉詰めだったから、今日は淡白な白身魚にしたわけだな・・・。
相変わらず、あの子はよく気が付く子だな・・・。』
彼女の優しさにしみじみと感謝しつつ、鰆の身を箸で摘まんで一口に入れた。
「うむ、美味い。」
知らず微笑みを浮べながら箸を動かしている零一は、後ろに立つ二人の影にも気付かなかった。
「氷室先生でも新婚ホヤホヤだと、そんな嬉しそうな顔するんですね。」
言われた途端、零一は慌てて目尻を吊り上げ、教師の顔に戻した。
「な、何か用か?桜井琉夏。」
密かな楽しみのこの時間を見られた彼は、椅子に座ったままクルリと向き直り、大きな背中で小さな弁当箱を隠そうとした。
桜井琉夏と呼ばれた、淡い金色の髪の裾が肩にかかるまで伸びた青年がにっこりと笑った。
「ああ、この前のレポートが出来たので提出に来ました。こいつは付き合いです。」
琉夏の後ろに、一目見たら不良に間違えられそうな(私服なら尚更だが)、がっしりとした体格の、目つきの鋭い黒髪の男子生徒が立っていた。桜井琥一だ。
「コホン!そうか。早いレポートだな。大変結構。」
琉夏は人当たりの柔らかい笑顔で、零一の後ろに回って弁当の中を覗き込んだ。
「あ、弁当奥さんの手作りか~。美味そうですね。」
そう言って、まるで思い出したように付け加えた。
「氷室先生の奥さんって俺らの先輩なんですね?」
「何故君が知ってる!?」
一流大学卒業と同時に零一の伴侶となった女性がこのはばたき学園高等部を卒業して、もう4年経っている。
いくら新婚の浮かれ気分の中でも公私混同をしない彼は、自身の口から相手が誰かを物見高い女生徒達に言ったことはなかった。
ばれる筈はないと思っていた。
しかし、結婚式に出席した教職員達の会話の端々からばれたのである。
真面目を絵に描いたような冷徹な数学教師が元教え子と結婚したということは、衝撃のニュースとなり、瞬く間にはばたき学園の中等部まで知れ渡った。
「有名な話ですよ。あ、俺は同じクラスの女子から聞いたんですけど・・・なあ、琥一?」
琉夏は、退屈そうに立っている琥一へと振り返って、同意を求めた。
面倒くさそうに、琥一は軽く頷いた。
「俺はこいつから聞いただけだけど・・・。」
「どうでもよろしい。そんなことは。」
恥ずかしくて居たたまれなくなってしまった零一は、これ以上会話を続けることが困難だと感じて無理矢理話を止めようとした。
しかし、琉夏は止めようとはしない。
「何でも二年生から氷室学級のエースになって、氷室先生のハートをがっちり掴んだとか。
でも先生・・・。教師と教師が恋愛関係になるのは禁止なのに、よく手を出しましたねえ・・・。」
思わず零一が琉夏の言葉に慌てて反応した。
「手など出していない!私は彼女が卒業してから告白したんだ!」
零一は珍しく声を上げた。
今までざわめいていた職員室が、一瞬無音になった。
だが、すぐに音が戻り始める。
「あ、そうなんですか・・・。じゃあ、俺女子に訂正しときます。
・・・失礼します。」
「・・・え?」
頭を軽く下げて、さっさと職員室を出て行った。
「いや、訂正などしなくてよろしい。待ちなさい、桜井琉夏。」
しかし、焦った彼の呼び止めも聞かずに、琉夏は職員室のドアを閉めた。
「じゃ・・・俺も・・・。」
倣って琥一も、大股で職員室を出て行った。
「待てと言ってるだろう!!桜井!」
後には呆然と立ち尽くしている零一が残されていた。
FIN