一番好きでした

昨日、京都の南座に顔見世を観にいきました。
歌舞伎好きのばあちゃんと父の影響で高校生の時から毎年恒例で観ていました。

しかし、父が口上を見たいから夜の部のチケットを取ろうとしたのですが、チケット販売日が丁度店が休みと重なってしまい、おかげですっかり忘れたまま、翌日思い出し電話をかけるとすでにソールドアウトでした。

元々チケット売り出し時点で勘三郎さんは休む予定でしたが
まさかこんなことになるとは思ってませんでした。

高校生の時から観劇してましたが、道頓堀の今はなき中座でのお芝居は
初めて歌舞伎ってこんなに面白いんやと思って私はこの方の大ファンになりました。

四谷怪談であれほど吊られたままアグレッシブに動き回るお岩さんは初めてですし、アドリブばっかりの釣女は笑った記憶しかなく、「法界坊」「夏祭浪花鑑」「乳房榎」消えていた大阪の歌舞伎役者実川延若さんの選りすぐった面白い芝居を復活させてくれました。

平成中村座での法界坊ではアドリブが効きすぎて、笑ったことしか覚えていないぐらいです。

芝居も踊りも超一流なのに、真面目な歌舞伎にアドリブを入れて拍手を送られるというのも珍しい方です。
歌舞伎を知らない方に平成中村座の芝居だったら是非！と強くオススメしたぐらいでした。


早すぎです。

もっと芝居観たかったなあ～。
もっと踊り観たかったなあ～。
もっと腹抱えて笑いたかったなあ～。